山梨学院デジタルパンフレット::短期大学ガイドブック
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山梨県内のショッピングモールで開催された「山梨県ケーキショー2019」に1、2年生の力作を出品。山梨県洋菓子協会会長賞に瀧口友惟さん、山梨県洋菓子協会ジュニア部門金賞に中村桃香さん、銀賞に中東優香さん、銅賞に名取琴美さんが受賞したほか、4名の作品が菓子メーカーの特別賞などに輝き、パティシエコースの洋菓子技術の高さを証明。コンテスト以外でも来場した子どもたちの体験教室のボランティアにも取り組み活躍しています。製菓に関する知識?技術に加え、公衆衛生や食品衛生、栄養学などについても知識を備えている証明となるのが、製菓衛生師の国家資格。パティシエコースでは、在学中に受験資格が得られ、卒業までに資格取得をめざします。製菓衛生師特講Ⅰ?Ⅱや模擬テストなどで、受験のサポートを実施しています。2010年から開催されている「山梨県ケーキショー」は、県をあげてのお菓子の祭典。山梨学院短期大学では毎年、食物栄養科パティシエコースで学ぶ全員がオリジナルケーキを出品し、これまでもジュニア部門(22歳以下)で輝かしい受賞歴を残しています。私が選んだテーマは「さるかに合戦」。童話をモチーフにしようと決めていたので、その中でもストーリーがわかりやすく、登場するキャラクターも多いこのお話を選びました。最初は材料のマジパンの扱い方もわからず、思うような形をつくることすらできませんでしたが、先生が親身になって教えてくださり、練習を繰り返すうちに、どんどん上達していきました。いちばん苦労したのが藁葺きの屋根。立体感を出すために1本1本色を変え、3日間かけてつくりました。またすべてのキャラクターの表情も、よく見ると一つひとつ違うんですよ。これも難しくて、納得できるまで何度もやり直しました。そうした努力や、ひと目でわかる物語の背景などが評価され、ジュニア部門の最高賞である山梨県洋菓子協会会長賞を受賞することができました。苦労しただけに本当に嬉しかったですが、先生方をはじめ学校のみなさんや、母がとても喜んでくれたのが何よりでした。自分がつくったケーキで人が喜んでくれる。その笑顔を見られるようなパティシエになるために、これからも努力を続けます。食物栄養科(パティシエコース)2年 瀧口 友惟 さん山梨県?白根高等学校出身本学の食物栄養科で受検資格が得られる「レストランサービス技能士」は、料飲サービスに関する知識と技術を修得していることを証明する国家資格。その取得をめざす人を対象とした実習を一流ホテルで行っています。実習先のホテルは、宿泊サービスだけでなく、和?洋?中の各レストランやバー、カフェなど飲食サービスも充実している甲府でも指折りのホテル。そこで仕事に従事しているスタッフを講師に、実際の現場でさまざまな実務のレクチャーを受けます。キャンパス外での実習に戸惑いながらも程よい緊張感があり、これまで身につけてきた知識?技術を実践する場となっています。14「山梨県ケーキショー2019」山梨県洋菓子協会会長賞ほか多数受賞食物栄養科│パティシエコースのポイント在学中に製菓衛生師資格を取得一流ホテルでレストランサービス実習を実施細部までこだわりを詰め込んだ渾身のオリジナルケーキです!コンテストでの入賞多数製菓衛生師国家試験レストランサービス技能検定Pick Up Point

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