山梨学院デジタルパンフレット::履修ガイドブック
150/164

履修可能な学部:法学部?経営学部〇小~中人数〇対面144簿記概論会計学概論商業簿記企業の決算書である損益計算書(そんえきけいさんしょ)や貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)について理解する学問です。会計が理解できると、企業の儲けの仕組みがわかるようになります。よく「会計学」と「簿記」の違いについて質問を受けますが、「簿記」は帳簿に記入すること(帳簿の「簿」と記入の「記」で「簿記」)の略ですので、帳簿に記入するうえでの手続き的なルールを学ぶ学問です。一方で、「会計学」は帳簿から作られた決算書の中身や考え方について学ぶ学問になります。帳簿記入や決算書を作るためのルールを学ぶ科目は「簿記概論」「商業簿記」「工業簿記」、決算書の中身や考え方について学ぶ科目は「会計学概論」「財務会計」「管理会計」「税務会計」となります。会計を学ぶ初学者向けの科目です。企業が行う取引を記録するルールや記録の方法を学びます。企業の成績を表す財務諸表を作成できるようになります。簿記を学ぶことが初めての方、高校で簿記を学んだことはあるけれど、もう一度復習したいという方は、この科目を最初に受講してから、他の会計科目を受講してください。〇大人数〇オンライン教員から学生の皆さんへメッセージ会計学を勉強するメリットはいくつかあります。企業の決算書が読めるようになると、就職活動や転職活動の際、希望の会社の財務状況の良し悪しを判断することができます。将来、会社の経営者になる夢を持っている方には、自社や取引先の決算書がどのように作られるのか、またその内容を理解することはと当然必要な知識となります。また経済ニュースには、会計に関連した企業業績の話題が多く取り上げられています。会計学を学ぶと、企業の業績に関する経済ニュースを理解することができるようになるでしょう。会計学や簿記を学び、資格試験に合格すれば、就職活動で会計学の知識をアピールすることもできます。簿記で作られた財務諸表の中身について学びます。ある取引を処理するときになぜその方法を採用するのか、その背景にある理論や考え方を学びます。この科目は「簿記概論」を受講した後か、もしくは「簿記概論」と同時期に受講することをお勧めします。「会計学概論」で使われる会計用語は、「簿記概論」での基礎知識が必要となるためです。〇大人数〇オンライン「簿記概論」を受講した後に、さらに簿記を学びたい方にお勧めの授業です。「簿記概論」での基礎知識を発展させて、ビジネス社会で求められる、株式会社の会計処理を学びます。経営者にとって必須の知識「会計学」!会計学

元のページ  ../index.html#150

このブックを見る