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孔子学院主催「親子で行く!中国短期研修旅行」を実施!

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 山梨学院大学孔子学院は、山梨学院小学校の有志親子を対象に、本孔子学院のパートナー校である西安交通大学の所在地である中国陝西省「西安市」と中国の首都である「北京」の二都市を5泊6日で訪問する『親子で行く!中国短期研修旅行』を実施しました。この短期研修旅行は、中国語学習、中国伝統文化の体験、日中両国の小学生同士の交流、世界遺産の見学など通じて、子どもたちの中国への理解をさらに深めることを目的としています。

1日目: いざ!中国 西安へ出発!(成田空港)

2日目: 西安交通大学のキャンパスでオープニングセレモニーを挙行!
 西安交通大学では、単智偉副学長ら大学の関係者多数が出席し、オープニングセレモニーが挙行されました。オープニングセレモニーでは、単副学長が挨拶に立ち、中日教育文化交流の原点、西安交通大学の歴史、西安市の特色などを詳しく紹介。この研修旅行を通じて、両校の絆を深め、参加者一人一人が中日両国の民間交流を深める架け橋となって欲しいと結ばれました。
 また、今回の参加児童全員に、西安交通大学から素敵なプレゼントをいただきました。

オープニングセレモニー後、「中国語講座」と「中国書画講座」を開講。両講座ともに笑顔の絶えない和やかな雰囲気で、参加者全員熱心に取り組んでいました。

 午後からは、世界遺産である「秦始皇帝兵馬俑博物館」を見学、さらに兵馬俑考古復元作業体験に挑戦しました。その夜は、唐の宮廷舞踊や剣舞、歴史劇などを鑑賞しながら食事ができるシアターレストランで上演する「大唐女皇公演」を鑑賞しながら、夕食を楽しみました。

3日目: 西安交通大学附属小学校の児童との交流活動&中国文化体験
 西安交通大学附属小学校の児童と参加した子どもたちは、お互い自己紹介やパフォーマンスを披露、さらに中国結び作りやゲームを通じて親交を深めました。

 午後は、西安市内の世界遺産「西安古城壁」「大雁塔」を見学。城壁の上を散策しながらその歴史的意義を体感し、歴史的な建築物を見学しました。夜は、唐代の建築を模した、反り返った屋根や軒下の組み物が当時の趣を醸し出している「大唐不夜城」を見学しました。


4日目:高速鉄道を利用し、中国の新幹線に乗って北京へ移動しました。
 移動中、車内で昼食を堪能。北京到着後は、北京動物園を訪問し、パンダなどの珍しい動物を見学しました。

5日目: 万里の長城見学と文化体験
 この日は、あいにくの雨でしたが世界遺産「万里の長城」を訪れました。通常、観光客で賑わう万里の長城も雨の中、静かな佇まいをみせていました。石畳の道は雨で滑りやすくなっていましたが、それでも石の冷たさとずっしりとした石畳の感触が足元に伝わり、歴史の重みを感じさせました。ケーブルカーでは、山々が重なり、まるで中国の水墨画のような景色が広がっていました。万里の長城での散策を通じて、子供たちはその壮大なスケールを体験し、歴史的な意義に感動していました。

 夕方、中国の伝統的な雑技公演を鑑賞し、息を呑むアクロバットな演技に驚嘆しました。子どもたちも保護者の方々も、想像をはるかに超える超人的な技に驚きと感動を味わったようです。
 今回鑑賞した雑技は、技だけでなく、舞台芸術としての美しさもあり、出演者たちの衣装や音楽、舞台セットが一体となり、一つの壮大な物語が紡がれているようでした。

6日目:名残惜しいけど帰国!(羽田空港)
 朝食後、北京から日本へ!子どもたちは充実した6日間の研修を終え、多くの学びと経験を積み、無事に帰国しました。

 この5泊6日、子どもたちは中国の文化や歴史について学ぶ貴重な機会を得ました。また、現地の小学生との交流を通じて、言葉や文化の壁を越えたコミュニケーション能力を養い視野を広げ、国際感覚を育む大きな経験となったことと思います。

 本孔子学院では、今後も、異文化交流の機会を積極的に提供し、子どもたちの国際理解を深める啓蒙活動を推進していきたいと思います。

 また、本短期研修旅行の記事が西安交通大学HPでも取り上げられました。
 下記のURLからご覧いただけます。
 日本山梨学院理事长古屋光司带队孔子学院小学生团组来校访问 (qq.com)

文責:根岸深雪

/ 日中文化交流 / 2024年09月03日