甲府市では、山梨学院大学、山梨学院短期大学、消費者庁と共催で科学的根拠に基づいた正しい知識を修得し、食品リスクについて正しく理解し、情報発信していただくための「甲府市食品リスクコミュニケーター養成講座」を2019年から開催しています。講座修了生が、さらに食品安全に対する理解を深める機会として、甲府市は「第1回甲府市食品リスクコミュニケーターフォローアップ講座」を12月2日(土)に山梨学院大学で開催し、健康栄養学部の宮田恵多准教授が講師を務めました。

第1回は、「DNA鑑定で食品偽装を見破ろう~PCRによる食肉の判別~」という演題で開催されました。参加者は、宮田准教授が用意した食肉加工品の原材料をPCR(特定遺伝子の増幅反応)により判定することに挑戦しました。

参加者は、食べて食品の原材料を正確に特定することは難しいため食品表示に虚偽があってはならないことに加え、必威体育感染症の蔓延により身近になったPCRという反応の意味を理解する機会にもなりました。